ごみすてば

燃えない想いをつらつらと

出会えたことが嬉しくて

 

本日午後、松竹株式会社より正式に「僕らAぇ!groupがbrakeしそうですねん?!」の公演を中止する旨が発表されました。

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため」

この春、嫌になるほど突きつけられた文字列

 

この公演が彼らにとってどれだけ大きな意味を持つか。

 

脅威的なウイルスの前ではそんなの関係なくて。人命と天秤にかけたら弾き飛んでしまうくらい、世界からしたら小さな問題で。

 

国内で中止になったイベントは約1500件。世界で見たらきっと星の数ほどある。

 

全てのイベントにおいて演者、スタッフ、関わる全ての人がいろんな想いを抱えてるのは分かってる。

それでも、本公演が大小様々なその中のひとつとして片付けられるのが悔しくて我慢ならない。

 

本当に特別だったんだよなあ、とただ思う。

 

彼らが長い間、松竹座の後列に立っていたこと

その後列にすら、立てない時期もあったこと

 

デビューする後輩、退所する同期

たくさんの背中を見送ってきたこと

青春をすべてエンターテイメントに捧げたこと

彼らのご家族がたくさん彼らを支えてきたこと

何度も辞めようと思ったこと

「ヘタクソ」「華がない」って言われて

それでも歯を食いしばって舞台に立ち続けたこと

 

この舞台に向けてたくさん稽古してきたこと

観客を楽しませるために色んな演出を考えていたこと

新曲が2曲も用意されていたこと

 

全部知らなきゃ良かったと思うくらい、思い入れがありすぎる。

 

これは蛇足だけど

春の松竹座って個人的に特別で

 

初めて関西Jr.のコンサートに足を運んだのも

2度と思い出したくないくらい辛い別れも  

人生で1番楽しくて終わらないでくれって泣いた日も

全部全部この季節、あの場所でした。

 

「ずっと俺らが最前列っていうコンサート、楽しくて仕方がない」

このテキストを読むと胸が裂けそうになる

 

幻ならそのままであってほしい

中途半端な形なら世に出して欲しくないとも思います

 

主催が中止という苦渋の決断をしたからには

万全な状態で上演できるまでは、演者もファンも不用意に触れないでほしい

ミニとかエアとか、彼らがそういうのを好むとは思えないから。

 

非常時で毎日気が滅入りそうだけど

自分のことでも精一杯なのに

彼らの健康だけを切に願ってしまうくらい大好きな人達に出会えた

 

生きてれば、会える。

最強で最高のAぇ! groupを信じて