菓子盆選手権②

⚠️この記事は【後編】です ①を先にご覧ください

菓子盆選手権① - ごみすてば

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エントリーナンバー1 ごみリアコ：藤原丈一郎

「テーマは“ただの幼馴染だった丈が、彼氏になってから初めてのおうちデート”です」

「グェーーーー」「完全に普段の虚妄」

「2人は学生。今までは家に来ても菓子盆なんか用意せずに袋を開いて食べてたんですけど、彼氏ならではのソワソワ感を込めた一皿です。

トッポは丈一郎の“ポッキーよりトッポやんな〜”が聞きたくて乗せました。幼馴染だから知ってるんです。」「見える〜〜」

「アルフォートは中高生なりの精一杯の背伸び。丈くんが口元に手を添えてかわいいお口でこれを食べてるところが見たいですね」

「アルフォートって一口でも食えるけど、丈くん一口が小さいから3口くらいで食べそう」「アルフォートって水色(ミルクチョコ)もあるけど、丈一郎はこっちの青」

「つまみ種はオトンの。この辺でお互い少し緊張が溶けてきて“いつも皿とか入れてへんやん笑”って言われます。そして手前のチョコ、ハート型が混ざってるんですよ。手がベタベタするからちょっとあざとくウェットティッシュを手渡します。“お、おん…ありがと”ってニヤつく丈一郎」「うわっっっっ！」「オイオイオイ🎶」

「その横の駄菓子ゾーンも気になるなぁ」

「駄菓子は“俺これ好きやねんな〜”って丸っこい指で食べて欲しい。ちょうど半分こできるはずなのに丈に多く食べられて揉めたい。ラムネの味でも揉めてジャンケンしたい。」「そういう時間が1番幸せなのよ泣」「ヒェ〜」「小競り合いできる菓子盆、最高でしょ……」

「ポテチはコンソメ味。“は？普通うすしお味やろ！センスないわ〜”って言われたい」

「小競り合いチャンスだ！！！！」

「○○したいって何回言った？願望が詰め込まれてるな」

「そこで、“でしょ？言うと思った！”って言ってこれ」「ちょっと？」

まさかのプロ野球チップスとの再会(前回参照)

ポテチとジンジャーエールは丈くんがとれ関で食べたいと言っていた組み合わせです

「私これ最寄りのコンビニで手前にあったやつを1袋だけ買いました。そして」「うん」

「オリックス山本投手 来ました」

「ちょっと待って？」

ちなみに山本由伸選手といえば…

丈くんが過去に自分の団扇を手渡してましたね

「“え、待って！？ヤバない！？”ってテンション上がってる丈くんが見たい」「運がすごい」「もう…ごみちゃん向いてるわ…」←3袋引いてもオリックスが出なかったありちゃん

〜審査員講評〜

「ただのカップルには出せない良さ。幼馴染だからこそお菓子の好みも知り尽くしてるのがずるい。小競り合いがたまらん」

「ハートのチョコに気付いてるんだけど、丈一郎はあえて黙って食べてて欲しい。」「ヒーーーー」「うわーーー」

「丈一郎担のありちゃんから見て、どうよ？」

「引きが強いね……」

「まだプロ野球チップスの話してるよこの人」

コメント欄「その後結婚して子供が生まれて子供の友達が家に来た時に同じような菓子盆だして丈が『おっ、懐かしー笑』って言うやつじゃん」

「紳ちゃん！？！？！？！？」

「↑この人の中で角紳太郎(関西ジャニーズJr.)は自分と藤原丈一郎の息子だからね」

「紳ちゃんのお友達のいっちゃんじゃん…」

「↑この人の中で紳太郎が連れてくるお友達は山中一輝(関西ジャニーズJr.)だからね」

「盛り付けのセンスが◎ 綺麗すぎず、くだけすぎていない絶妙なバランスの盆ですね」「いつから審査員に？」

「所帯じみた茶色い木の皿ではなく、ヒラヒラしてる白い皿が揺れ動く女心そのものだよね…」

エントリーナンバー2 澄 リアコ：正門良規

「正門良規の好きな食べ物のデータが“焼き鳥のぼんじり”しか無くて…難しかったです。#LOVEを読み込んだところ彼女と映画を観たいと書いてあったので、おうちデートです」

コメント欄「正門くん、おっとっと好きそう」

「さっきから出てくるこのコメ主は実際に正門くんと生電話(関バリ)したことがあるので信憑性が高い。私達より正門を知ってるもん」「じゃあ正門くんおっとっと好きだ」

「映画観ながら正門くんがおっとっと食べさせてくれるの。ちなみに観てる映画はマスカレード・ホテル」

「これは私がミステリー好きだからです。正門くんの膝の間に挟まって観ます」「やってそう」「てかこれ正門くん何かで言ってたよね？」「虚妄じゃなくて本人発信だよね？」

〜夢豚あるある 現実と虚妄の境目が分からなくなる〜

「あ、やっぱ実話だよねこれ？勝ったわ」

「正門対決、まだ先攻なのに」「勝利宣言された…」

「左手に見えますのがコロッケのお菓子でございます」「バスガイド？」「ごみちゃん黙って」

「これも正門くんがあーんしてくれます」「またか」「二人羽織でもしてるんか？」「ごみちゃん黙って」

「そして、おっとっと。おっとっとってお魚の形してるんだよ。映画に飽きてきた頃にこれを今度は私が手に取って、お魚を正門くんの口に持っていって」

「正門をお魚くんに持っていって？」「おさかなクン？」「ギョギョギョ？」「おさ門くん？」「ねぇ💢💢💢」

終盤になり、ここぞとばかりにボケ倒す外野

「おっとっとの魚を泳がせながら口に運んだりしてふざけあいたい」「腹立つなぁ」👄🐟〜

コメント欄「正門くんおっとっとレアなやつ見つけてそう」「見つけたら彼女にあげてそう」

「続いて、高めのポッキー。これは私が映画とキムタクに集中してて拗ねた正門くんがポッキーゲームをするためのものです」「おさ門〜！」

食い物で遊ぶな

「その隣はお洒落な明治の高いチョコ。見た目可愛いからって買ったけど“美味しくないね”って言い合う。そして焼き鳥」「おつまみだね」

「そう、お酒飲みながら映画観てるの。で、途中で飲み物をウイスキーにした時にさっき美味しくないと思ったチョコも“あれ、イケるかも”ってなるの」「あ〜〜」

「まぁ、要は映画全然観てないの。イチャイチャするための口実」「マスカレード・ホテル製作委員会に謝れ」

コメント欄「チョコの色がまさにし」

「これね、まさにしにするか悩んだの。だってデェゴ(西畑大吾)出てきたら正門リアコの女はフラグ折られるじゃん」一同、鬼の相槌

「でも私は“デェゴにも勝ってるぞ”って気持ちで選びました」「強い！！」「彼女の余裕だ」

〜審査員の講評〜

「しかも好きじゃないチョコが段々おいしくなるっていうストーリー性いいね」「焼き鳥に爪楊枝が2つ刺さってるのも良い。ストーリーありすぎ。インスタかよ」

「あと、敷いてるペーパーの柄がめっちゃ正門くんだよね。和也の時なんておにぎり直置きだったのに」

改めて見るとマジで酷いおにぎり

「やたらと食べさせ合いっこするのは腹立った。ずるいよ！楽しそうすぎる」

お気付きかと思いますが、後編では虚妄と菓子盆選手権のウエイトが9:1、いえ、10:0になりつつあります。

エントリーナンバー3 ありリアコ：正門良規

「正門リアコ対決、後攻はありちゃんです」

「戦意喪失しかけてるけど頑張ります

サブテーマは“9月12日の彼”です。パラレルワールドの正門くんという設定」

何やらヲタクが好きそうなワードが飛び交い始めた

「私の正門くんは、

・コンクリート打ちっぱなしの壁

・間接照明がめっちゃ多い　

・もちろん部屋にはギター

・壁際にライダースジャケットとバイク部品

のある築浅マンションに住んでいます」

「サブカル〜！サブ門だ」「生活感が“視える”んだね」

「菓子盆の下に敷いてあるのは“トーキングロック”と“ポパイ”です。正門くんの家はガラステーブルがあって、下からこの雑誌達が見えてます」

一同、阿鼻叫喚。もはや菓子盆は無関係。

「この正門と結婚したい」「自然な流れで半同棲したい」「気付いたら鍵持たされてたい」「自分のシャンプー置きたい」

「さて、このままだとあまりにも菓子盆関係なくて反則なので、菓子の解説お願いします」

「では、まず目に付くであろうキャラメルコーンから。キャラメルコーンって食べてる時に指に付いた粉がめっちゃ美味いんだよね」えっ？

「それを舐める正門くんが見たい」

「エロいて！！！！」

「平熱の美学じゃん！」一気に盛り上がるコメント欄のエロガキ達 もはや誰も平熱ではいられない

「チョコパイとエンゼルパイで悩んだけど、正門くんマシュマロっぽいなと思って後者。塩分が欲しかったけどポテチだと正門くんが太ってしまうのでプリッツにしました。ピザ味」「味で遊ぶの、良い女感ある」

「ここまでミーハーで庶民的だったのでミックスナッツとドライフルーツでお洒落感。さっき澄ちゃんもお酒って言ってたけど、“私の正門くん”は自宅に高めのウイスキー持ってるの」

「エロいて！！！！！！！！」

「夜が更けてきた頃に、ロックで召し上がります」

「お洒落〜〜〜」「そして甘さとサクサク感を出す為、ちょっと高めのレーズンサンドを加えてみました」

「いなげやで見なかったもん。こんなレーズンサンド。メッチャうまそお！」「ハッハハハ(嘲笑)いなげやには無いね…」

お洒落民にバカにされてかわいそうな「いなげや」

「真ん中にはキューブ型のしょっぱいツナのおつまみ。金と銀の包み紙があるんだけど、ここにも“ストーリー”があるの。」「インスタか！」「ごみちゃん、シーッ！」

「この包み紙で私よく鶴作るの。それ見た正門くんが“え、凄っ。俺ぐしゃぐしゃにしてもうたわ”って言いながら、丁寧に包み紙の皺伸ばすの」「ウワ」「エロ」「(声にならない声)」
「で、不器用な感じで折る。“鶴ってどうやって作るんやっけ？”とか言いながら」「正門くんは乗っかる男よね」
「正門くんそういうの捨てる男じゃ無いから、ずっと彼のアクセサリーケースに私の綺麗な鶴と不格好な鶴が並んでるの」「その鶴に正門くんとの未来を祈るよ…」
〜審査員の講評〜
「両者一歩も譲らないな」「どれも良すぎて泣きたい。審査放棄してもいいですか？」「ちなみにサブタイトルの“9月12日”なんですが、皆さん関ジュカレンダー2020の9/12を見てもらえますか？」

「Uネックのシャツに、ノーカラーのライダースジャケット。首にゴツいネックレス。コンクリート打ちっぱなしの壁の部屋に住んでいるのは、この正門くんです」「「「お洒落〜〜」」」

コメント欄「同じ正門くんで解釈が全く違うの凄い」

「私の正門くんは缶ビールと缶ハイボール、ありちゃんの正門くんは高めのウイスキー(ロック)」

「これ、比べるもんじゃないな。どっちも別の正門くんだし、どっちも良すぎる」

コメント欄「2人の正門くんで払ってる税金が倍以上違いそう」「所得も違うし、澄門は川沿いの通学路、あり門は都内のお洒落タウンに住んでそう」

【いざ、審査】

選手権なので勝敗を決めていただきます

「それではまず、自担部門から。第1回 関ジュ担菓子盆選手権 自担部門の優勝は……

澄さん(大橋和也)です！！！！！！」

「改めて見るとヤバいな」

「全部出揃った後だとわんぱく感が異常」「審査員の好きな橋橋を入れてくるあたりが高ポイント…………

いや、待って？…初回優勝がこれはダメだな」

「？？？？？？」

「変えるわ」

一同「！？？！？！？！？」

「優勝は、ごみちゃん(福本大晴)です！」

ここにきてぷちゃんのクソ真面目により、まさかの優勝が剥奪される事態

「澄は審査員特別賞ね」「まぁこんなに受験生への愛が詰まった菓子盆に負けるなら悔いはないよ」「澄の菓子盆に詰められてるのはもっぱら炭水化物だもんな」

「続いて、リアコ部門の優勝は………

ありちゃん(正門良規)です！！！！！！！！」

「文句なしでしょ！ずば抜けたストーリー性。全てのお菓子に役割があり、さながら日本の花火の如く、どこから見ても完璧なバランス。」

「ありちゃんの菓子盆、上から見るか！？下から見るか！？」「下から見たらただの木だよ」

コメント欄「我々が見ていたのは菓子盆ではなく、そこから生まれる物語〜Story〜なんですね」

深いようで浅いポエムを残して、第1回関ジュ担的菓子盆選手権は幕を閉じた。

【終わりに】

やりたい！と思ったことに参加してくれる友達がいること。それを見てくれるあなたがいる有難さ。本当に恵まれているな…と感じました。

昨今の状況で全世界がたくさんのものを失い、日常に戻りつつあるとは言え 気が滅入ることが多いですが、この菓子盆選手権のひとときはそれを忘れさせてくれました。読んでくれたあなたに、少しでも笑顔を届けられていたら幸いです。

↑予算が余ったので購入したケーキ(1人で食べました)

素敵な企画を作ってくださった本家オモコロ様、記事の引用を許可してくださったハッコ様、参加してくれたありちゃん、澄ちゃん、ぷちゃん。キャスにお越しいただいた皆様、そしてこの記事を読んでくださった方に改めてお礼を申し上げるとともに、皆様の健康を心よりお祈りしています。