自担Gが嫌いだった話
Aぇ! group 結成1周年おめでとうございます。
めでたい日の前夜に最低すぎるタイトルですが、
私はAぇが結成したことを素直に喜べなかった少数派の人間でした。
2019年2月18日。Twitterで結成を知りました。
大晴くんの初めてに等しい正式なユニ入り。知った時はそりゃもうめちゃくちゃ嬉しかったです。
技術的に遅れを取ってることも、「Funkyは?」「なんで福本?」って言う他担の声も分かった上で、むしろ嬉しかった。やっと大晴くんががむしゃらになれる場所ができたと思った。
なのに、蓋を開けてみたら全然馴染めなかった。
いろんなところから掻き集められたメンツだから、本人同士もヲタクもよそよそしかったし、
「Firebird?いや歌詞少な!(こら)煽りとダンススキルに委ねすぎだろこの曲(こらこら)」
「バンド?正門くん達みたいにメインの後ろで演奏させられるの?」「大晴くんはキラキラアイドルなのになんか違うなぁ…」とか。
自分の固定観念とのギャップが苦しくて。
自担の福本大晴くんがいた非公式ユニット☆福福大吉いおとわせー☆ことDK組の括りが大好きだったし、やっと復活したのにすぐ引き離された福福のこととか、自分が誘ったのに(前回記事参照)福井くんのこと忘れちゃったみたいな言動を見て自分は蚊帳の外って思ってた。大晴くんだって必死だったのにね。
DK組への気持ちはFunky8担の心境と似ていたかもしれないけど、幸か不幸かこちらはそれぞれが自ら他の道を選んだのでどこにも寂しさをぶつけられなかった。自分の学業でグローブ座、凱旋に行けなかったことも重なりこの界隈に居場所はない、自分はAぇ担失格だ…と塞ぎ込んでいました。拗ねてたんです。ガキだから。
でもゆっくり時間をかけて、私はAぇを好きになれてる。みんなが口を揃えて言うAぇ! groupの魅力を、やっと少しずつ自分の中に落とし込むことができました。
「掌返ししてどうした?」って思われるだろうけど結局本人達がそうさせてくれたに他なりません。
末澤くんの圧倒的なスキルと頼もしい背中が。
リチャくんのストイックさと正しい優しさが。
正門くんの堅実さと瞳の奥の熱さが。
小島くんのブレない生き方や存在そのものが。
佐野くんの柔軟さと誰もが羨む才能とセンスが。
そしてなにより大晴くんの変わらないハングリー精神と、変わり続けようとする姿勢が。
私をちゃんとAぇ担にしてくれました。
1年前とは違う、自信をたたえた表情でベースをかき鳴らす君がいるから。あの日ドームの中心で「終わんないで」と心の底から思えたから。
今も時々憤ることもあるけど。これからもきっとこんなどうしようもないヲタクとして最低の人間だけど。
Aぇ! groupについていってもAぇですか?
2020.02.18 ごみ